くじらの文化財登録プレート除幕式

一昨年の8月、国の登録有形文化財に登録された「道徳公園くじら池噴水」の文化財登録プレートがくじら像のすぐ横に設置され、その除幕式が8月16日(水)開催された。横井利明も地域の皆様とともに出席した。主催したのは道徳学区連絡協議会。

式典では公園を管理する南土木事務所長の鳥原さんから「これからもしっかりとくじらを守っていきたい」と力強い挨拶。また横井利明も「市の文化財保護室や国の文化庁とも十分相談してきたが、なかなか文化財の指定は難しかった。しかし、あらたに登録有形文化財の制度ができたことで大きく前進。今日の式典につながったことは本当にうれしい」と申し上げた。一方、郷土史研究家である加納誠さんからは「くじら池はかつてはもっと大きかった。池には水が張られ、子どもたちが中で遊んでいた。」などくじらの歴史について集まった市民の皆様にお話をいただいた。

すでに、道徳公園のくじらは設置された77年前当時に復元すべく、噴水等は修理され、レバーをまわすとくじらの背中から噴水が出るように補修を終えている。今後は、くじら池の中に水をはり子どもたちが水遊びをすることができないか、検討を始める予定だ。地域の宝物である「くじら像」、ぜひご覧ください。