12月2日(月)午後、愛知県公館において、大村秀章愛知県知事に対し、名古屋市会正副議長、大都市委員会正副委員長による県費補助金等に関する要望をおこなった。
■ 県への主な重点要望
・県任意補助金の充実、確保及び本市に係る県の施策等の推進
・リニア中央新幹線開業時に向けた名古屋駅のターミナル機能の強化
・東山動植物園の再生整備に対する補助
・地下鉄の安全対策等
知事からは、名古屋駅のターミナル機能の強化に対し、名鉄名古屋駅の四線化計画の進捗状況や本市の支援について尋ねるところがあったが、本市からは特段の回答はなく、やや不安を残した形となった。今後、700億円とされる名古屋駅周辺の地上、地下空間再整備による駅の乗り換え利便性の向上に向けた愛知県、国に対する支援要請が本格化する予定だ。
また、知事から名古屋市に対し、巨大なインキュベーション施設を作り、愛知県の強みであるモノづくりの技術と、スタートアップとを融合させることでイノベーションを起こし、モノづくり×デジタルのスタートアップ・エコシステムである「ステーションAi」に対する支援要請があった。さらに、2022年秋から2023年にかけて愛・地球博記念公園に開業を予定するスタジオジブリ作品の世界観を再現したテーマパーク「ジブリパーク」に対する協力要請もなされた。
いずれの事業も愛知県、名古屋市の連携なくして実現できない事業ばかり。ヨコイも県市の連携の橋渡し役として、それぞれの事業の実現に向けより一層取り組みたい。