第1回あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会が開催されます。
第1回あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会が開催されます。
名古屋市は「あいちトリエンナーレのあり方」や「負担金の可否」などを検証するための委員会の設置を決めた。第1回の検証委員会は12月19日に「都市センターホテル(東京都千代田区)」で開催する。3回程度の検証委員会を経て負担金の扱いや今後のトリエンナーレへの関わり方などについて報告書を取りまとめ、予算執行を停止している負担金約3300万円のあり方等を河村市長が判断する見通し。
一方、愛知県は名古屋市の動きを静観する構え。ただ、検証委員会の行方によっては県・市の新たな火種になりかねず、今日まで県・市が協調して取り組んできた「愛知県体育館・選手村・陸上競技場などの整備をはじめとしたアジア競技大会」「名古屋港」「ラグジュアリーホテルの誘致」「リニア開業を見据えた名古屋駅周辺整備」「ジブリ・パーク」「断夫山古墳の発掘事業」「特別支援学校の整備」「観光戦略」「県・市消防学校の統合」などへの微妙な影響が懸念される。
■ あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会委員
・山本庸幸(座長)
元内閣法制局長官、前最高裁判事
・田中秀臣
上武大ビジネス情報学部教授
・浅野善治
大東文化大副学長、元衆院調査局決算行政監視調査室首席調査員、名古屋市法制アドバイザー
・田中由紀子
日本財団DIVERSITY IN THE ARTSプログラムディレクター
・中込秀樹
弁護士、元名古屋高裁長官