交通死亡事故全国最多の汚名返上 愛知県

16年連続して交通死亡事故者数が全国最多だった愛知県が、17年ぶりに全国最多の汚名を返上した。

愛知県内の2019年の交通事故死者数は156人(対前年比33人減)。169人の千葉県(12月26日現在)を下まわり、17年ぶりに交通死亡事故全国最多の汚名返上した。なお、愛知県は、都道府県別自家用乗用車保有台数が全国で最多であり、交通死亡事故が多い一因としてあげられている。

この背景には、県警はもとより、地域の交通安全団体や学区連絡協議会などによる安全運動等の効果、自動車の安全性能の向上、道路の交通安全施設等の整備など、一定の効果があったものと考えられる。ただ、依然として156人の方々の犠牲があるのも事実。交通安全教育の推進とともに、自動運転やAIなどを活用し、事故を未然に防ぐシステムづくりも必要だ。

■ 都道府県別の自家用乗用車保有台数上位5県(H28末)
1. 愛知県 4,085,701台
2. 東京都 3,098,357台
3. 埼玉県 3,153,036台
4. 神奈川県 3,039,047台
5. 北海道 2,768,065台
※ 軽自動車を含む
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横井利明
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