「LEGOLAND JAPAN」親子遠足に500余人の保護者、園児とともにでかけた。一昨年、昨年、そして今年と、レゴランドでの親子遠足は3年目。
「中国や東南アジアのお客さんが増えた。」今年のレゴランドでの率直な印象だ。しかし、アトラクションの待ち時間はほとんどなく、依然としてレゴランド内は混雑しているといった印象はない。むしろ混雑しないテーマパークというのもウリの一つなのかもしれない。
一方、レゴランドの親子遠足に参加した保護者の方々の年間パスポート所持率は4.2%(参加保護者・園児547人、年パス所持者23人)。保護者・子どものリピーターが増加していることがうかがえる。
また、名古屋市がレゴランドを始め金城ふ頭施設の利用者のために設置した金城ふ頭駐車場は、この日もメインフロアである3階だけの利用にとどまっていた。平日であることからやむを得ない面はあるものの、未だ一度も満車になったことのない金城ふ頭駐車場は、依然として厳しい経営状態が続いている。
そしてレゴランドにとっては明るい話題も。令和元年7月1日には、レゴランド初のパーク拡張がおこなわれ、8つ目となる新エリア「レゴニンジャゴー・ワールド」がオープンする。大型ライド系アトラクション「フライング・ニンジャゴー」を始め3基の新型アトラクションが導入される。忍者になるためのトレーニングを体験できるアクティビティや、ニンジャゴーのフードスタンドなどが人気を集めそうだ。
名古屋の新名所レゴランド、そしてレゴの門前町メイカーズピア。いずれも厳しい経営状況が続く中、海外からの一層の集客の確保とともに、いかにリピーターを集めるかに力を入れる必要がありそうだ。