感染経路は当局によって把握されているが…

名古屋市内で新型コロナウイルスによる感染が拡大している。今日2月22日にはあらたに4人の感染が確認され、市内の感染者は合計10人となった。

感染経路は保健センターによってすべて把握されている。また、患者との濃厚接触者については保健センターから電話でその旨を直接通知。保健センターによって経過観察するとともに感染拡大防止のため、自宅待機を要請している。

しかしすでに二次感染も発生していることから状況は予断を許さない。感染が拡大している施設がこの周辺にもあることから、本日、私が経営するすべての保育園、高齢者介護施設の施設長に対し、職員に不要不急の外出を見送るよう、また、出勤前の検温、出勤時の手洗いやうがい、マスクの着用を義務付けるよう指示した。今後は、施設利用者のご家族にも児童送迎時・介護施設訪問時の検温のお願いとともに、手指の消毒、マスクの着用等を再度要請する。

私自身も不特定多数の方々が同じ空間に集積する会場をできるだけ控え、自分自身が感染源となって市民の皆さまにご迷惑をおかけしないよう務めている。政府においても、一定期間、検温、不要不急の外出の控え、外出のたびの手指洗浄、マスクの着用の義務付けを国民や会社、社会全体に対して発信する段階にきている。

■　厚生労働省　新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安