保育教諭を交代勤務 新型コロナへの対応

私どもが運営するA認定こども園では4月14日、保育教諭内で新型コロナウイルスの感染者が出た場合に備え、在宅勤務を併用した交代制勤務を本格的に開始した。

交代制では保育教諭を「出勤」「在宅」の2グループに分け、1日おき、または2日おきに交代して勤務する。出勤するグループの保育教諭は認定こども園で子どもたちの保育を行い、在宅のグループは各保育教諭の自宅で保育計画や保育の記録、指導案の作成や行事の計画、制作活動等をおこなう。なお、「在宅」のグループは勤務時間内は、感染防止のため在宅にいることが原則となる。「出勤」グループと「在宅」グループのメンバーは固定するため、同一日に勤務することはない。

万が一の場合、「出勤」グループの保育教諭が感染しても、「在宅」グループの保育教諭がバックアップ。名古屋市は新型コロナウイルス感染症に保育教諭等が感染した場合は、2週間の休園を求めているが、この方式なら保育の継続は理論上可能。なお、交代制勤務は、どうしても子どもの保育が必要な保護者の保育ニーズに対応するのが狙い。

また、こうした取り組みが可能になった背景には、名古屋市の登園自粛に呼応していただいた各ご家庭のご協力がある。私どもの法人が運営する認定こども園、保育園における登園児童の割合は4月15日には34%まで低下した。

■ 法人内保育園 4月15日(水)の登園児童数
A認定こども園 登園児童数114人(在園児335人)
B保育園 登園児童数40人(在園児121人)
C保育園 登園児童数20人(在園児62人)
D保育園 登園児童数24人(在園児62人)

在園児580人中198人が登園。登園率は34%
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横井利明
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