呉服店が昔ながらの素材と製造方法で本気マスクをつくったら
呉服店が昔ながらの素材と製造方法で本気マスクをつくったら
通気性がなく、暑い夏には自らの呼吸の熱が顔周辺にたまり続け、マスクで覆われて逃げ場のない熱はどんどん顔周辺に蓄積されることで熱中症や酸欠状態に陥る可能性を秘めている「不織布性マスク」。特に、湿気の多い梅雨時期には汗と湿気のベタベタ感が合いまって、何とも心地の悪い思いをされている方も多い。
かといって、マスクを着用せずに電車に乗ったり、デパートに買い物に出かけたりすれば、周りの人々から白い目で見られがち。
そこで、大正12年創業の呉服屋「辰田屋(たつたや)」が、綿や絹に比べて汗などを素早く吸い取り発散させる特性があり、また、通気性に優れた素材である「麻(国産100%)」をつかってマスクをつくり上げた。麻は湿気の多い日本の夏に昔から多様されていた素材だ。また、肌に当たる裏部分は「晒(さらし)」をつかった。晒はあかちゃんの産着やおむつなどに使われる肌に優しい素材。もちろん晒の素材も100%国産。
高級麻生地の反物を贅沢に使用し和裁職人が1枚1枚丁寧に仕立て上げたマスクは、もちろん「辰田屋」のオリジナル。ご家庭で洗って繰り返し使うことができるため、環境にも優しく経済的。
ヨコイも「辰田屋」で早速、麻マスクを購入。
感想は...
・天然素材のためひんやりとして涼しい。
・不織布性マスクのような呼吸の苦しさが全くない。
・おしゃれ
■ 呉服:染色工芸(有)辰田屋
住所 名古屋市南区柴田本通2-6
電話 052-611-3735