警戒領域から厳重警戒へ

愛知県内で新たに過去最多となる167人が、名古屋市でも従来の最多を更新する93人(愛知県内数)の方が新型コロナウイルスに感染していることが確認された7月29日、県内の感染状況が「警戒領域」から「厳重警戒」に一段階あがったことが知事より示された。

もちろん私たちも7月28日、29日の新規陽性感染者数が多くなるであろうことは想定していた。7月23日(木)から7月26日(日)の4連休の間、市内医療機関の外来の多く、そして名古屋市PCR検査所はお休み。検体採取が27日(月)・28日(火)に集中した結果、29日の陽性患者数の増大につながったものだ。ただ、30日や31日になっても陽性確認が減らないとなるとかなり危機的。

さて、私たちの懸念は、若者から他世代への感染拡大。

名古屋市内の感染状も、従来、感染の中心であった20~30代から、ここ数日、保育園児、小学生、そして高齢者や障がい者施設にも感染が拡大しつつある。これは家庭内で若者から子どもたち、両親、祖父母、また職場内での感染拡大がおこっているためだ。幸い小中学校は夏休みのため、学校での感染拡大への懸念は低いものの、万が一、デイサービスセンターや特別養護老人ホームなどの高齢者施設に感染が拡大すれば、多くの方が生命の危機に瀕する可能性があり、一刻も早く感染拡大を食い止める必要に迫られている。

愛知県、名古屋市は非常事態宣言を出す状況には至っていないとの見解を示しているが、気持ちの上では「愛知・名古屋緊急事態宣言!!」。感染が拡大している錦三などの繁華街へのお出かけをぜひ自重していただきたいと願うとともに、焼肉店や居酒屋など感染が拡大する飲食店でのアルコールを控え、大声での会話を避けるなど、感染拡大防止に向けた行動をお願いしたい。
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横井利明
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