12月1日(火)におこなわれる横井利明個人質問の見どころをお知らせしたい。
1. GIGAスクール構想への対応について
小中学生に対する1人1台端末の配備について文科省は令和2年度末を期限としていたが、名古屋市の配布時期が全国1811自治体の中で最も遅れている点について質問する。市は令和4年度中としていた配布時期を大幅に前倒しする見通し。また、遅れた原因がセンターサーバー方式による児童生徒の常時監視にあること、また、センターサーバー方式の場合、新たなICTを活用した教育の高度化に今後迅速に対応できなくなくなることから、その見直しを問う。
2. 大江川の地震・津波・高潮・汚染土壌対策の取り組み状況について
大江川は、高度経済成長期にPCBや水銀、鉛、シアンなどを初めとする重金属が近隣企業から流出し、現在に至ってもなお、約22万立方メートルに上る重金属汚泥が河床に眠ったままとなっているが、その対策とともに、大江川の埋め立てにリニア建設の発生土を利用する計画について質問する。市はリニア建設の発生土の大江川への投入量とともに、時期を表明する見通し。
3. 身寄りのない高齢者の死後事務について
ひとり暮らし高齢者の孤立死の死後事務が大きな社会問題となる中、生前において死後事務委任契約を結び、本人の意思に基づき、亡くなった後の死後事務の不安を解消できるような名古屋独自の仕組みを早急につくる構想について質問する。
4. 知事解職請求について
直接請求制度への信頼を揺るがしかねない署名簿の偽造が大きな問題となる中、こうした事態を生んだ背景を明らかにするとともに、偽造の実態に迫る。
■ 開始時間
12月1日(火)午後1時49分(予定)
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