中京圏の高速道路料金が変わります。

名二環(名古屋第二環状自動車道)の全線開通(令和3年春)に合わせて、中京圏の高速道路の料金体系が整理・統一され、起終点を基本とした継ぎ目のない料金が実現される。これにより、名二環、名古屋高速道路は「均一料金制」から「対距離料金制」に変わる。

「対距離料金制」のメリットは「利用の程度に応じた公平負担」「短距離の利用がし易いこと」「交通状況に応じた経路選択の自由度が高い」など。一方、課題としては、「料金体系が複雑で分かり難い」「現金支払車は、上限料金での課金となりETC車と料金負担に差が生じる」ことなどがあげられる。

なお、すでに、首都高速道路、阪神高速道路、広島高速道路は、「均一料金制」から「対距離料金制」に移行済み。

■ 名古屋高速道路(普通自動車の場合)
〇 現行料金
名古屋線 780円
尾北線 370円

〇 新料金
距離に応じて 290円~1,530円

■ 名二環(普通自動車の場合)
〇 現行料金
30km未満 510円
30km以上 620円

〇 新料金
距離に応じて 260円~1,100円

※ 非ETC社の場合、最大料金の支払いとなる。
※ ETC車を対象に設定している休日割引以外の平日朝夕割引などについては継続。
※ 混雑を避けたルートを選択しても不利な料金にはならない。

■ 高速道路はETC専用に
今後、国土交通省は、全国の高速道路について高速道路料金所の現金向け有人ブースを廃止し、ETC専用とする方向で検討することを明らかにしている。ETCは利用率が93%に達しており、ETC利用率の高い路線から順次、現金向け料金所を廃止する意向とのこと。
PR
横井利明
PR
minami758をフォローする
政治家ブログまとめ