国際交流柔道大会から見たスポーツツーリズム

IMG_15868月3日(土)、4日(日)に開催された小学生国際交流柔道大会「ROKUGOU DARUMA INTERNATIONAL EXCHANGE JUDO TOURNAMENT」に来賓として参加させていただいた。

この大会は、六郷道場(名古屋市南区)並びに達磨塾(香港)が協力し、チェコ共和国やフィリピン、中国、ベトナム、香港など、世界各地の子どもたちが柔道を通して交流を図ることを目的として開催された。ヨコイも大会会場の確保・宿泊施設(1泊子ども800円)のご案内、名古屋市内の観光等で協力させていただいた。

さて、政府はインバウンド観光客に対する様々な呼び込みをおこなっている。その中でも、アニメや温泉、和食といった日本文化と共に、近年は「スポーツツーリズム」に力を入れ、スポーツを通した魅力的な観光地を増やそうとしている。

2019年にラグビーW杯、2020年には東京オリンピック、そして2026年には愛知・名古屋でアジア競技大会が開催予定。国際的なスポーツイベントがきっかけとなり様々な土地へ旅行することで、より多くの人との交流や地域への消費増加といった経済効果が期待されている。

しかし、市内各地で開催されている国際スポーツ交流事業の多くは民間単独で実施され、自治体等と連携している例は少ない。名古屋市も観光戦略ビジョンで「スポーツ観光」を打ち出しているものの、その取り組みはまだまだこれからだ。

名古屋の「スポーツツーリズム」が民間団体の取り組みに頼り切っている一方で、国際大会の実施にあたりさまざまな課題に困窮している場合も多く、本市が国際的なスポーツイベントを誘致を一層進めるためには、会場の優先確保や競技団体にあわせた宿泊施設、通訳等の手配などの支援メニューの作成や相談体制の確立など総合的な支援体制について取りまとめる必要がありそうだ。
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横井利明
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