2回目のワクチンが来ない

6月22日(火)に申し込んだ職域接種へのコロナワクチンの配送が、早くても8月23日の週以降になるとの連絡が厚生労働省から入った。なんと申請から2か月後のワクチン配布となり遅れに遅れている。

元々、申請から2週間後をめどに職域接種が開始できるとしていたことから、それぞれの団体や企業において接種希望者を募るとともに、接種会場の予約や確保していた医師、看護師、薬剤師、会場スタッフ等をいったん解除した。あまりの政府の見通しの甘さの影響をもろに受け、結果として現場は大混乱となっている。

しかし、これはまだましな方。

すでに職域接種の1回目を受けた団体の中には、2回目のワクチンの確保ができない団体が出てきた。職域接種で使用しているモデルナ製ワクチンは1回目の接種から4週間から6週間あけて2回目の接種を行うこととされているが、2回目のワクチンのめどが立たない状況に関係者は困窮している。国は職域接種においては、1回目の接種会場と2回目の接種会場をかえてはならないとしているため、他の接種会場でワクチンの接種を行うこともできず、このまま対応ができなければ、ワクチンは1回だけの接種となり、その効果を考えるとき、社会問題にまで発展する可能性も出てきた。

「モデルナ製ワクチンは十分確保できている。」としていた政府の発表は一体何だったんだろうか。
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横井利明
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