令和2年度予算編成に対する要望 自民党名古屋市会議員団
令和2年度予算編成に対する要望 自民党名古屋市会議員団
河村市長、副市長、総務局長、財政局長ら幹部職員に対し、自民党名古屋市会議員団は、9月10日午後1時、「令和2年度予算編成に対する要望」をおこなった。会場は河村市長執務室の隣の名古屋市役所本庁舎3階303号室。
「予算編成に対する要望」は、自民党名古屋市会議員団が市政の諸課題を解決するため、さまざまな調査活動・政策立案をおこない、本会議や委員会活動などを通して質問・要望させていただいた事項を政策として体系立て、特に市長に留意してほしい事項について取りまとめたもの。
なお、自民党名古屋市議団では例年、「予算編成に対する要望」の取りまとめは、政調会長を中心とする政調会がおこなっており、今年度の総責任者は浅井正仁政調会長(中川区)。
■ 令和2年度予算編成に対する要望の構成(自民党名古屋市会議員団)
〇 令和2年度予算編成に対する要望(4p)
〇 重点要望(5-24p)
・ 世界に冠たる名古屋を目指す成長戦略の推進について
・ 国土強靭化への取り組みについて
・ 福祉・健康政策への更なる充実について
・ 次世代育成支援について
・ 安心・安全で住みよいまちづくりについて
〇 局別要望(25-68p)
〇 区別要望(69-95p)
さて、浅井正仁政調会長が特に力を入れて説明した事業は以下の通り。
■ 令和2度予算編成に対する要望
・アジア競技大会について(P7)
・名古屋城天守閣木造復元についての懸念(P8)
・高級ホテルの誘致について(P11)
・保育士の処遇改善について(P44)
・笹島へのアクセス(地下公共空間)(P48)
・消防の広域化(P57)
なお、名古屋城天守閣木造復元については、自民党市議団が懸念し本会議や委員会をとおして指摘してきた通りの結果となったことから、事業の進め方について抜本的な見直しをおこなうとともに、文化庁や石垣部会を始めとした関係者との調整を進めるとともに、名古屋城の本質的価値である石垣の保全に向けた取り組みを求めた。
なお、河村市長からは、「名古屋城天守閣木造復元については松雄観光文化交流局長に全権委任した。」と責任を松雄局長に丸投げ。自らの責任を放棄したととられかねない発言が飛び出したことから、会場が騒然とした場面もあった。
「予算編成に対する要望」を取りまとめた冊子(全95ページ)をご希望の方は、yokoi@nagoya.nameまでご連絡をお願いいたします。