新規陽性患者数が2,000人超え(名古屋市) まだまだ増加する可能性も

名古屋市の新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数が7月12日(火)、2,128人と一気に膨れ上がった。2,000人をこえたのは2月16日以来、約5か月ぶりとなる。前の週の同じ曜日に比べて1,272人増えており、第7波に入ったと考えていいだろう。

■ 新規陽性患者数が急増している理由
・より感染力が強いとされるBA.5系統に置き換わりが進んでいる。
・ワクチンの効果が切れ始めている。

■ 新規陽性患者数(2,000人を超えた日:名古屋市)
1. 2月2日(水) 2,811人
2. 2月1日(火) 2,787人
3. 2月5日(土) 2,474人
4. 1月29日(土) 2,772人
5. 2月3日(木) 2,429人
6. 1月28日(金) 2,416人
7. 2月9日(水) 2,413人
8. 1月27日() 2,407人
9. 2月3日(木) 2,334人
10. 1月26日(水) 2,231人
11. 7月12日(火) 2,128人 ◀今回
12. 2月8日(火) 2,110人 
13. 2月16日(水) 2,066人

感染症の専門家の先生にうかがうと、今後、8月初旬にかけてさらに感染者数が増加することを懸念しているとのことであり、今年の1月末から2月初めにかけて感染のピークを迎えた第6波に匹敵するような感染拡大の恐れがあるという。

■ 年齢別感染者数(7月12日:名古屋市)
10歳未満 395人
10歳代 390人
20歳代 317人
30歳代 356人
40歳代 308人
50歳代 147人
60歳代 98人
70歳代 75人
80歳代 32人
90歳代 10人
合計 2,128人

また、感染拡大の中心は乳幼児から40歳代まで。また、感染経路がわからないという方が非常に多く、かなり深く市中感染が進んでいることが想像できる。一方で、高齢者の感染が少ないことからワクチンの効果が一定出ていることが推察されるが、今後、徐々にワクチン効果が薄れてくる可能性もあり、感染がさらに拡大することも懸念される。

■ 症状別感染者数(7月12日:名古屋市)
無症状 32人(1.5%)
軽 症 2,068人(97.2%)
中等症 28人(1.3%)
合計 2,128人

無症状の方は感染者のうちわずか1%しかないが、無症状感染者の多くは自覚症状がなく、数字には表れない可能性がある。むしろ無症状の増加が市中感染の一因ともいえそうだ。また、中等症のうち10歳代が3人、30歳代が4人、40歳代が4人と、子どもや若い方々の中にも重い症状の方がいることが気がかり。感染しないに越したことはない。
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横井利明
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