山田才吉さんにふれた

道徳200年記念誌がほしい。

そんなおメールをいただいたのは山田才吉さんのひ孫さん。「道徳200年記念誌」には、才吉さんが開業した南陽館や名古屋教育水族館、熱田電気軌道などの記述もあり関心があったという。

IMG_0716才吉さんは、料理旅館である南陽館(港区東築地町)や東陽館(中区栄)、名古屋教育水族館(港区東築地町)、聚楽園大仏(東海市)を建設した実業家。中京新報(後の名古屋新聞で現在の中日新聞)を創刊したり、現在の東邦ガスの前身である名古屋瓦斯株式会社をスタートさせている。名古屋市議会議員や愛知県議会議員も務め、市政・県政の運営にも深く関与した。なお、中区栄の東陽通、南区・港区の南陽通は、それぞれ東陽館、南陽館に由来する。

■ 守口漬を考案した「喜多福総本家」閉店
「道徳200年記念誌」を持って山田才吉さんのひ孫さんが住む東海市聚楽園にうかがうと、山田才吉さんのお孫さんご夫婦に出迎えていただき、山田才吉さんのご活躍のご様子を楽しく聞かせていただいた。残念だったのは、山田才吉さんが創業し、守口漬を考案した「きた福」からのれん分けして営業していた「喜多福総本家/中村区)」が、令和3年8月21日をもって100年以上の歴史に幕を閉じたこと。

IMG_0717「喜多福総本家」で最後に生産された守口漬をいただいたので、山田才吉さんのご功績をしのびつつ盃を傾けながらゆっくり味わいたい。

道徳200年記念誌のご縁で、山田才吉さんに触れる機会をいただいたことに感謝するとともに、名古屋市会議員としても活躍された山田才吉さんのご功績をあらためて振り返り、才吉さんのお考えに触れる中で微力ながら市政の発展に活かしていきたい。
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横井利明
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