もう9月には運動会ができない時代に

IMG_0205私が経営する保育園で運動会を開催した9月30日(土)、もう9月も終わりだというのに、最高気温は31.6℃に達するなど、真夏のような運動会となった。

今年の運動会はまさに異例ずくめ。

運動会の練習では、たびたび休憩や給水を重ね、また子どもたちの健康観察など特段の注意を払いながらおこなったが、練習を断片的に見た住民から南区役所に「炎天下で運動会練習をしている」と通報されるなど、市民の目も厳しく行政対応にも追われた。

公園の雑草も例年になく伸び放題。真夏日とスコールの繰り返しのような夏だったことから、雑草の伸び方が激しかったものと思われるが、保育教諭は例年以上に雑草への対応が大変だった。

また、運動会では子どもたちの体調に配慮する必要から、自分の演技や競技以外、直射日光を避けテントの中で観覧できるようテントを12基設置。幸い体調に異変を及ぼす子どももおらず、運動会自体は大成功だったが、例年以上に準備が大変だった。

こうしたことから、私たち保育園を経営する立場として、今後、9月末から10月初めの運動会は子どもの体調リスクのほか、職員の働き方改革の上からも困難だと考えている。来年度以降はアリーナを借りて運動会を行うのか、それとも運動会自体を見直すのか。厳しい判断に迫られている。
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横井利明
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