やっぱり大事な現場の声

 今日・明日と、おぎう和敏・道6区予定候補と上川管内をまわります。今日は富良野市・中富良野町・上富良野町・美瑛町・東川町・東神楽町へ。まさに雲1つない青空のもとで爽やかな訴えを‥‥とは、なかなかできない自分を反省しつつ街頭宣伝などをおこないました。

 中富良野町・佐藤和三町議、上富良野町・米沢義英町議、東川町・鶴間松彦町議、東神楽町・生出栄町議らが各地で準備してくださり、店主さんの承諾を得てスーパー駐車場を借りての宣伝も。北海道のおおらかさと、地元議員の信頼があってこそですね。

 やっぱり農業が基幹産業の上川管内。富良野市では、玉ネギ用の鉄コンテナを積んだトラックが行き交いました。農家でもある生出町議の会話では、中古トラクターでさえ手に入りにくい現状が話題に。肥料・飼料高騰のうえコメは価格転嫁も進みにくいのですから、常にギリギリという生産現場の実態があることを多くの方に知ってほしい。

 JA東神楽を表敬訪問し、岸本文孝組合長とも懇談させていただきました。今夏の猛暑によるコメへの影響、水田活用交付金の見直しと畑地化促進事業、酪農の現状などが話題にのぼりました。今年の北海道のコメ作況は良いとされていますが、やっぱり現場の声を聞くのが一番だと実感です。

 食料安全保障に触れた岸本組合長さん。コロナ禍でマスクさえ自給できていなかった現実に直面した日本は、食料はじめ外国頼みから抜け出すことを本気で具体化すべき時と思います。食料輸入による生産調整が農家に押しつけられた結果、展望が見えず跡継ぎが増えなかった歴史をくり返してはなりません。

 上富良野町の「語るつどい」では、「体を壊したため生活保護を利用したのに、疑いの目が向けられた」「申請は権利。役場の窓口で受け付けないことは、あってはならないはず」など、くらしの話題が次々と。政治家がスティグマ(負の烙印)をふりまくことなど言語道断です。

 杉田水脈衆議院議員は、アイヌ民族・関連団体へのヘイトスピーチを容認するような発言もしています。自民党総裁である岸田首相は、これを黙認するのでしょうか。そうであるなら、自民党が差別を助長する政党だと断じざるを得ない。上富良野町で聞いた発言と地続きの、人権擁護の問題なのです。

 明日は鷹栖町から。広い北海道ゆえ、各自治体で短時間の滞在になるのは心苦しいのですが、ていねいに日本共産党の政策や値打ちを訴えていきたい。

 【今日の句】学びたい 大雪山の 重厚さ

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畠山和也
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