これほどの値上げは本当に困る

 JR北海道が申請した運賃値上げに対する公聴会が、9月3日に札幌市でおこなわれます。北の鉄路存続を求める会・明るい革新道政を求める会の共催で、同日夜に「市民公聴会」と称した会を開きます。大幅な運賃値上げは困ると、いっしょに声をあげていきましょう。

 国交省がおこなう公聴会は公述人のみで、傍聴者は参加できないとのこと。これでは公述人の賛成・反対の意見を、道民が聞いて判断することができません。公述人のみなさんに、市民向けにも話してほしいとの思いから「市民公聴会」を開くこととなりました。

 平均で7.6%、通学定期券は平均10.5%、通勤定期券は平均22.5%の値上げという、とても大きな負担となります。5年前に平均11.1%値上げしたばかりで、物価高に苦しむ道民生活へ追い打ちです。通勤手当や出張旅費を出す企業にとっても、負担が大きく膨らみます。

 例えば、札幌市の隣町である江別市・江別駅から札幌駅まで、通勤定期1ヵ月分で+3,390円、通学(大学)は同+1,160円、通学(高校)同+1,090円となります。札幌市内でも、手稲駅からは通勤定期1ヵ月分で+1,940円、あいの里教育大駅からは同+2,650円です。

 札幌駅-あいの里教育大駅の区間は値上げ後で470円に対し、同じ距離の東京駅-原宿駅は210円です。倍以上となる「鉄道格差」を、国として認めるのでしょうか。5年前の値上げ分と合わせたら、30%を超える値上げという区間もあるはずです。

 「仕方ない」で済ませるわけにはいきません。党としても先月には政府への要請、先日はJR北海道にも値上げ撤回の要請をおこないました。大幅値上げを認めないようにと、さらに世論を広げたい。大事な「市民公聴会」になります。

 ●日にち 9月3日(火)18時~(終了予定20時)
 ●会場  北海道高等学校教職員センター・4階大会議室(札幌市中央区大通西12丁目)
 ●入場無料/問い合わせは「明るい会」内(011-252-7683)

 私も参加する予定です。ぜひ多くの方に、ご参加いただきたいです。

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畠山和也
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