今日は全国いっせい「3・13重税反対統一行動」。税制・税務行政の是正を求めて、全納税者が声を上げようと1970年から取り組まれてきました。私は札幌北部集会にて連帯あいさつと、少しでしたがデモにも参加。消費税減税やインボイス廃止はじめ、くらしと商売を守る政治に変えようと声を上げました。
続く物価高に、価格が上がればいっしょに増える消費税の重み。加えてインボイス導入による課税もあり、業者やフリーランスにとって厳しい経営環境が続きます。一方で、法人税減税などにより大企業の内部留保は膨らみ続けました。
それでいながら、中小零細業者の税の申告には厳しい。デジタル化・効率化の名のもとに、紙で申告する納税者への「収受日付印」押印が廃止されました。提出の証明は、国民健康保険の減免や就学援助の申請などに必要なのです。納税者の権利と申告納税制度が、このように脅かされてきてもいます。
はね返す力は、やっぱり国民世論。そして変化を現実にするには、政治も変えなければなりません。集会アピールでも「参議院でも自公与党を少数にするなら、軍拡・大増税を続けてきた自民党政治に終止符を打つ道が大きく開かれます」とありました。
集会では労働者の春闘、年金の引き上げについての発言も。賃上げは物価高に追いついていないし、公的年金も過去12年で実質7.8%も引き下げられています。消費税減税、インボイス廃止、中小企業を支援して賃上げを、そして年金を増やせ。この切実な声を、何としても届けたい。
宮内しおり道選挙区予定候補と道中小企業家同友会へ足を運び、物価高と経営の現状、賃上げと中小企業への支援策、「年収の壁」、大企業と中小企業の格差や国際情勢などで懇談させていただきました。いま問われているのは政治の力、という点でも一致しました。
生活インフラなど、地域の安心の土台を中小企業が担っています。国は「100億円を売り上げる1社」を重視しますが、地域にとっては「1億円を売り上げる100社」がいることで地域経済・地域社会が支えられもします。地に足をつけた経済政策の転換を、本気で進めたいと思いました。
今日は教育分野での懇談にもまわりましたが、明日にまわします。
【今日の句】金権に まみれた政治に 負けはせぬ