真冬に戻ったどころか、暴風雪の北海道。札幌駅周辺はさほどでもないものの、宮内しおり道選挙区予定候補との定例宣伝で、今日はチラシを受け取る手も伸びません。雪の被害などないようにと祈るばかりです。
動画撮影や原稿づくりなどと、今日は道原発連との懇談に。北海道の泊原発は再稼働に向けた「補正書」が規制委員会に提出され、来月にも事実上の合格かと報じられました。しかし、設備の改良にともなう工事計画や保安規定は、別に認可されなければなりません。核燃料を積み下ろしする新たな港や移送ルートは、未定のままです。
そもそも泊原発のもつ危険性は、軽視されているのではないのか。「海底活断層など、規制委員会が厳しく審査しているのか追及してみては」「避難計画も、自然災害について規制委員会は『関係ない』と取り合わない」などの意見もうかがいました。福島第一原発事故を詳しく知らない世代が増えてきただけに、原発の危険性など、そもそもから広げる重要性も意見交換。今なお故郷に戻れない現実や、事故が起きた際のリアルな苦しみも広げないと。
処分できない「核のごみ」の存在や、核燃料サイクルの破綻など、無責任に原発を続けていいのかという点も訴えたい。また過酷事故が起きてからでは遅いのです。いわき市民訴訟原告団の「訴訟13 年のあゆみ」冊子もいただきました。いわき市には週末に訪れる予定なので、しっかり学んで向かいます。
【今日の句】今だって 原発事故は 続いてる
原発依存を続けていいのか
