2025年12月5日:パート3 22時過ぎ。新幹線で高崎に向かっている。 19時からの会食は、永田町の話題から群馬県のメディア戦略に至るまで、幅広い議論で盛り上がった。あっという間の2時間だった。 さて、昨日の記者会見で、再び前橋市長選に関する質問が出た。淡々と必要なことを答えるつもりが、途中でやや興奮してしまった場面があった。 それは、「『山本知事が、小川前市長を引き摺り下ろそうとしているのは、腹心の宇留賀元副知事を市長選に出したいからだ!』とか、『知事が、最初から特定の人物を擁立しようと裏で動いている!』みたいな根も歯もない憶測を、しきりに発信している人たちがいる!」と指摘した際のことだ。 この発言の件で、思わず、語気が強くなってしまった。(ガクッ)「これこそ、まさに下衆の勘繰りだ!!」と。 ここのところ、前橋市長選挙について話す時には、(声は大きくても)冷静な口調を保てるように心がけていた。が、知事会見の場で、つい怒ったような言い方になってしまったことを、ちょっぴり反省している。 この会見をYouTubeで見ていた県民の皆さんの中には、不快に感じたひともいるかもしれない。ごめんなさい! ひとつ言い訳をしておくと、親しい友人からの情報で、「ある人物が(少し前に)ネット上で、何の根拠もなく『知事陰謀説を前提に知事を批判する』ような発言をしていた」と知った。当然、そのひと(県政関係者)のメッセージは、スクショ(画面を保存)してある。 最初は、ブログや会見を通じてオープンに反撃しようと考えた。普通なら、迷いなくそうする。が、それをやると、相手の人物に少なからぬダメージが残ると思った。(ふう)出来れば、それは避けたかった。 そこで、(感情をグッと抑えて)会見で牽制しておくことにした。が、その話に言及した瞬間、上述したメッセージの中身が頭を過って、少し感情的になってしまった。 振り返ると、「オレは前橋地域で選挙が強い!」なんて、アピールする必要もなかった。何だか「上から目線」に聞こえるもの。(ふう)我ながら、本当に子供っぽいところがある。(反省x2) 「そのくらい前橋市に思い入れがある」と言いたかった。「随分、偉そうだな」と感じた方がいたら、6歳児だと思って、ご容赦ください。(ペコリ) 反省と言えば、連合群馬の関係者の皆さんにも、お詫びをしておかねばならないことがある。一般質問2日目(最終日?)の審議が終わった直後、本会議場から知事室に戻る廊下の途中で、複数の記者に囲まれた。ある記者から、こう聞かれた。 「小川前市長が出直し選挙に出馬した場合、連合群馬は再び小川氏を支援すると思いますか?」と。 記者たちと一緒に歩きながら、「いや、連合関係者は、とても真面目な方々なので、前回と同じような支援をするとは思えない!」みたいな返事を返した。が、その知事の発言が、そのまま短いニュースになってしまった。 来年1月の「出直し市長選」にどう対応するのかは、連合群馬の組織としての判断だ。組織には、様々な事情もある。 知事である自分が、「応援すべきとかすべきでないとか」を言う話ではない!その点、失礼があったとしたら、率直にお詫びしたいと思う。 知事就任以降、連合群馬からの要望には、真剣に向き合って来た。毎年、意見交換をする度に、「目指すべき社会の方向性」については、共感する部分が多いと感じている。 過去のブログでも触れたが、特に連合の「県民1万人アンケート」の結果は、様々な形で政策立案の参考にさせて頂いている。(感謝) 考えてみたら、前回の知事選で、連合群馬からは「支持」を頂戴した。「推薦」ではなかったが、(これはこれで)スゴく嬉しかった!(ニッコリ) そういうことで、この際、誤解のないように申し上げておく。来年1月の出直し市長選に関して、連合群馬がどんな対応をしようと、(知事として)連合との関係は、引き続き重視していくつもりだ!! 加えて、リベラル群馬の後藤克美県議にも、ひとこと、謝っておきたい。上述した「歩きながらのぶら下がり」の際に、別の記者から、こうも尋ねられた。 「立憲民主党の群馬県連会長である後藤県議が、出直し市長選に関して、小川前市長から推薦の要請があった場合は検討する方針を明らかにしています。これについてはどう思続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
連合群馬の皆さんと後藤県議(立憲民主党群馬県会長)にお詫びした上で、発言の真意を伝えておく!!
山本一太