温泉文化のユネスコ無形文化遺産最短登録を実現すべき理由:⑦〜日本政府も「文化の活用」に力点!!

2025年6月15日 午前8時過ぎ。新幹線で東京に向かっている。東京駅から新幹線を乗り換えて、新大阪に移動する。今日と明日、大阪万博を視察する!! 関係部局の職員に加え、知事のトップセールスや、独自の地域外交等に関してアドバイスをもらっている2人の友人(中国・インドと外交のスペシャリスト)にも、私費で同行してもらう!! 視察の成果や感想については、帰りの新幹線の中でしっかり書かせてもらうつもりだ。 さて、ここからは、温泉文化関連ブログシリーズの続編(その⑦)を書く。 前回のブログ(その⑥)の最後に、「日本の文化庁も、文化を『守る』だけでなく『活かす』ことに力を入れ始めている!」と記した。次回のブログでは、「政府の具体的な取り組みを紹介する!」とも。 最も分かりやすい例は、「伝統的酒造りの魅力発信と地域振興」だと思う。2025年の1月に石川県で開催されたイベントには、都倉文化庁長官が参加。「伝統的酒造り」の魅力を国内外に発信する重要性を強調した。 日本産酒類の輸出は年々増加しているものの、世界全体の酒類市場における日本産酒類のシェアは、依然として0.1%程度にとどまっている!! そのことを踏まえ、酒蔵ツアーなどの観光資源としての活用を通じて、地域経済の活性化を図っているのは、文化庁なのだ!! 加えて、過去のブログでも言及した農水省による「地域の食文化の継承と活用」にも、日本政府の「活用を重視する姿勢」が示されている。実際、(細かい説明は省くが)様々なイベントやセミナー等を通じて、食材の豊かさをアピールしている!! さらに言うと、文科省は、「科学技術を活用した文化資源の保存と活用」にも力を入れている!! 象徴的なのが、人工現実感(VR)や拡張現実(AR)技術を活用して、文続きをみる

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