雪が降り続く札幌市中心街で、憲法共同センター・道原水協と定例宣伝。平和を求める訴えに、中国から来た青年が「 I agree with you」(同意するよ)と対話になったとも。政治の問題は政治で解決し、民間での文化交流・経済活動はリンクさせず友好を広げる。冷静な態度こそ必要です。
私からも高市首相の答弁は何が問題かを話し、日中両国の緊張関係がエスカレートさせてはならないと強調しました。平和のためには武器をなくす/減らすこと。核兵器禁止条約のように、声を上げれば実現できるとも呼びかけました。反して非核三原則の見直しにまで進む高市政権。大軍拡路線は言うまでもなく、さらに軍事費が増えれば社会保障・教育などの予算は減らされ、新たな増税もありえます。軍事費を削って、くらしにまわせと何度も訴えたい。
先日は北海道勤医協本部に足を運び、社会保障改悪をやめさせる共同をと懇談。医師でもある小市健一理事長・村口一耕専務が応対してくださいました。
医療機関の7割が赤字と報じられ、勤医協も厳しい経営に変わりはありません。さまざまな経営努力とともに、診療報酬の期中改定など医療分野への支援を呼びかける署名を旺盛に広げている話から始まりました。これまでより早いペースで集まっているそうです。道内の診療所もまわっている小市先生。「このままでは、へき地医療が成り立たなくなります。地域がなくなっていくことになります」との危機感は、現場を知るからこその警告です。慢性的な医師不足・看護師不足も続いています。
いろいろ話して、結局は「社会保障をしっかり支えるという国になるべき」で一致しました。やりがいある職場に、働きに見合った賃金や労働条件が整えば、若い世代も飛び込んでくるのではと期待するのです。
何より命と健康を守る政治に。明日もがんばりたい。
【今日の句】安心の社会を みんな願ってる
命を守るなら社会保障の充実を
畠山和也

