対話の流れを、さらに前へ

 突然の首脳会談、そしてトランプ米大統領の軍事境界線越えには驚きました。北東アジアの平和と安定に、対話の流れが定着することを望みたい。

 このような流れが起きたのは、平和を願う諸国民の声とうねりであることは間違いありません。なお、日本共産党としての見解は以下のリンクにありますので、合わせてご覧ください! https://www.jcp.or.jp/web_policy/2019/06/post-810.html

 東南アジアでは、すでに友好協力条約(TAC)が機能しています。社会体制の違いを越えて、平和の地域づくりは可能であることを教えてくれています。この教訓を北東アジアに広げようというのが、日本共産党が提唱している北東アジア平和協力構想です。

 もめごとを紛争にしないためには、相互の理解が必要です。そのためには日常的な意見交換の場が必要です。ASEANが努力しているのは、そのような「場」を設けてきたことでした。同じような仕組みを北東アジアにも--というのが提唱の1つの核です。

 平和のプロセスを、日本としても前へ進めるべきです。過去に日本がおこした侵略戦争への真摯な反省は欠かせません。実際に、日朝平壌宣言では「日本側は、過去の植民地支配によって、朝鮮の人々に多大な損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明した」とも記したのですから。

 安倍首相は参院選を通じて憲法9条を変える道を開きたいようですが、今やるべきは積極的な外交交渉です。いろんな場所で、私も訴えていきたい。

 今日も懇談や宣伝にまわり、各地に報道各社も駆けつけるものだから緊張やら張り切るやらで、にぎやかな1日でした。昼は中央区の実行委員会で市民と野党の共同宣伝もあり、私もマイクを握りました。南区の宣伝では、高校生がずっと話を聞いてもくれました。1回1回の訴えを、引き続き大事にしていきたいです。

 夜は日本青年会議所北海道地区協議会による、参議院北海道選挙区の予定候補者討論会に。経済問題や中小企業活性化のほかに、少子化や憲法、SDGsについての討論もあったことで、この準備を通して私も勉強になりました。持続可能な社会や地域づくり、それを経済の分野も含めて進めていくには政治のイニシアチブが必要です。

 公示日まで残り3日となりました。明日も朝の宣伝からスタートです!

 【今日の句】草の根で 平和積み上げ 道ひらく
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畠山和也
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