もっと中小企業支援を

 今日は札幌北区へ。若い世代との「働き方について語る」つどいは、最低賃金アップと中小企業支援が話題に。「上げるのはいいと思うけど、中小企業は経営できるんでしょうか」という疑問が発端でした。

 この質問をされたのは中小企業と関係もある職種の方で、今でも大変な経営の実態を目にされています。確かに多くの中小企業にとっては、消費も上向かない今の状況も重なって、賃上げしたくてもできないというところも多いと思います。北海道は中小企業の割合も多いのです。

 賃上げの原資をつくれるように、中小企業の社会保険料を軽減・免除することを日本共産党は政策として掲げています。大企業・元請企業との取引関係も、公正なものへとしていく必要もあります。中小企業予算を増やして、使いやすい制度も練り上げることも急がれていると思います。

 時間はかかるにせよ、そのような方向性を明確にすれば、先行的に進める企業もあるかもしれません。だから欧州の小規模企業憲章のように、政治の基本的な方向性を明らかにするべきだと思います。大企業・富裕層を優遇する政治の切り替えは、日本経済の足腰を強くするうえでも大事なことです。

 いろいろ話を重ね、この方も「まだ政治に詳しくありませんが、日本共産党の言うことはそのとおりと思っています」とのこと。入党も検討してくださるとのことで、焦らずに待つことにしましょう。若い世代と話し合うことは、それ自体が未来につながることだと感じます。前道議の佐野弘美さんが進行を務めてくれました。

 地域をまわっても「本当に安倍さんはひどい」の声が。国民は正月を迎えても、安倍政権の傲慢さは忘れませんよ。

 【今日の句】消費税 こんな重石は 下げなくちゃ
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畠山和也
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