歴史の不公正をただして

 戦後80年とともに、不法占拠も80年。「2025 北方領土返還要求 北海道・東北国民大会」に、今年も党道委員会の代表として参加しました。元島民の平均年齢は89歳を超え、早く返還への道筋とともに、墓参などの人道的措置を前に進めたい。

 当時を語れる方も少なくなっています。集会で話された安藤弘子さんも元択捉島民とは言え、あまりに幼かったため島の記憶はありません。しかし、母から聞いた島の話、実際に足を運んだときの感情などは、やっぱり元島民だからこそです。

 元島民3世にあたる志賀里乃さんは、祖母に付き添って国後島へ行ったことを契機に、返還運動にかかわってきました。「きっかけがあれば考えてもらえる。その活動を続けたい」と、お腹の中にいる「4世」にも触れて話されました。

 8月14日にポツダム宣言の受諾を連合国へ通告したのに、占守島に旧ソ連軍が侵攻してきたのが18日未明。南千島である択捉島・国後島だけでなく、色丹島・歯舞群島にまで上陸・占拠は9月5日まで続きました。

 旧ソ連はヤルタ協定にもとづく正当性を今も主張しますが、国際社会における戦後処理の大原則は領土不拡大。この不公正をただす道理ある主張は、日本政府として譲ってはならないものです。

 日本軍国主義による侵略の歴史や、核兵器による非人道的な被害など、いかに事実を伝えるかという時代に差し掛かっています。千島問題は現在進行形の不法占拠であるのに、その歴史は道民でもどれだけ語れるでしょうか。

 領土は元島民の問題だけでなく、そもそも国の主権の問題です。国会議員も、どれだけ語れるでしょうか。しっかり私も反省しながら、役割を果たしていきたいです。

 【今日の句】故郷も 国の主権も 守るため
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畠山和也
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