支持する政党がないと言わせないで

 今日は札幌東区で女性後援会の連続「つどい」に、昼は札幌中心街で市民と野党の共同街頭宣伝へ。いろんな出会いがありました。

 「父は終戦直前、戦闘機に乗るところでした。戦場に行っていたら今の私はいない」という女性は、平和の大切さをしみじみと語られました。保健所に勤めていたという別の女性は「今は所長が医師でない保健所もありますが、昔は数人の医師がいたんですよ」と、自公政権のもとで保健所減らしが進められてきたことをリアルに教えてくださいました。

 「保険料が引かれているのに、サービスが使えない介護保険っておかしい」「(杉田水脈議員の)発言は、本当に女性をバカにしている」「どのマスコミも菅首相を持ち上げてばかりで気味が悪い」など、各地の「つどい」は時間が足りないほどに疑問や意見が出されました。「前の総選挙で畠山さんを落とした時は本当にがっかりした。今度はがんばるから」との激励もいただき、本当にありがたい。

 今日の連続「つどい」は平岡だいすけ小選挙区2区予定候補といっしょの予定でしたが、各地で次々と組まれたために仕方なく分かれてまわることに。地域でつながっていることの大切さや、草の根での活動の力強さをあらためて実感しました。

 市民と野党の共同街頭宣伝は、中央区実行委員会が定期的に取り組んでいるもの。今日は立憲民主・道下大樹衆議院議員、社民・福島みずほ参議院議員らの国会議員が駆けつけて、日本共産党は小形かおり市議・森つねと党中央区委員会委員長、そして私がマイクを握りました。新社会党、立憲民主・森ゆうこ参議院議員のメッセージを紹介するYMF経済研究会、市民の風・北海道の山口たか共同代表も熱く訴えました。

 「つどい」でも野党共闘の状況について質問がありましたが、このような共同行動を積み上げてきたなかで、政権交代への機運もつくられてきたわけです。とはいえ札幌中心街だけでは全道民のわずかにしか届かないし、全道で同じような動きが広がってこそ、政権交代は本格的な流れになります。全道をまわる予定候補として、各地での共闘にも力を尽くさねば。

 今日、党中央委員会へ「しんぶん赤旗」を申し込んだ道内の方のメッセージが、移動中に情報として届きました。「この日本を変えていかなければなりません。そのためには野党の力の結集が必要です。間違いを正してくださるあなた方が必要なのです。国民に、他に支持する政党がないなどと言わせないでください」。この熱い思いに応えたい。

 【今日の句】急ぐなら デジタルよりも 給付金

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畠山和也
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