語り、動いて、変化はつくられる

 今日は江別市へ。私との「語り合う対話集会」や街頭宣伝に多くの方が来てくださり、たっぷり日本共産党のことや国政転換の道を訴えました。「今日ついたばかりの餅もあげるよ」とプレゼントまでいただき、本当にありがたいです。

 事前に寄せられた質問にもとづき、私から党の経済再生プランと外交政策について紹介しました。党がめざす未来社会や、「入党しなくても応援団でいいのでは?」などの質問も。社会を変えるには仲間が増えるのが一番だし、草の根の力で政治を変えてきた歴史にも触れて、世直しを進める党員になってほしいと訴えました。

 参加者が3つに分かれて、私も交えた交流タイムも。「中国共産党と重ねて考える人が多くいる」「『中国や北朝鮮に攻められたらどうする。軍事力が必要だ』と堰を切ったように言われた」などの話が出されました。私自身も大学入学まで「共産党には近づくな」と親に言われていたので、そもそも日本共産党を詳しく知らなかったし、知るつもりもありませんでした。

 たまたま出会った大学の先輩が日本共産党員で、侵略戦争に反対したのが日本共産党だったとの一言がきっかけでした。あの一言がなかったら、今の私はありません。誤解や偏見を持っている方には、党の歴史や生きた姿を知ってもらうことが何よりだと思うのです。

 「攻められないように抑止力を」との話も聞きます。しかし、お互いに抑止力の名で軍備増強をしていけばきりがないし、緊張も高まります。そうならないよう外交努力があるし、ASEAN諸国を中心に広がる平和の地域づくりに日本政府が積極的にかかわることこそ、求められているのではないでしょうか。

 他にも「医療費がこんなに高いのかと驚きました」「学校教員がモノ言えない状況でいいのでしょうか」「フェイクニュースが広がるなかで、対策できることはあるか」など、途切れないほどの意見や質問が寄せられました。あらためて私から、こうして語り合いながら社会を変える日本共産党が大きくなれば、必ず社会や政治は変わることを強調しました。

 街頭宣伝では・行き交う車の中から手を振って応えてくださる方の姿も。若い世代も、ジェンダー平等についてのリーフを受け取ってくれました。どんどん党の政策などを広げたいですね。

 札幌駅前で取り組んだ党道委員会の街頭宣伝は、4月の札幌市長選で候補として大奮闘された木幡秀男さんがゲスト参加。2030年だけでなく34年の冬季五輪招致も事実上は断念かという状況で、木幡さんの「私は『五輪よりも先に、くらし応援などやることがある』と訴えました」とのスピーチに注目が集まりました。

 招致とともに新幹線延伸・都心再開発をセットで進めてきた札幌市。政財界も同様でした。強い要望である除排雪の充実や、くらし応援の施策を進めずに、貴重な税金を大型開発へ最優先に注ぎ込むのか。木幡市長候補が先頭に「いのち・くらしが一番の市政を」との訴えとともに、日本共産党は招致とりやめを求めてきました。

 あわせて、市民の声を聞かずに進める姿勢の転換が必要だとも訴えてきました。住民投票を求める直接請求署名の運動が始まり、市民自治と民主主義を前へ進めようと党として協力してきたのは、地方選での公約を守る立場から当然です。市長があいまいなままで招致したら、賛成の市民だってスッキリはしないでしょう。

 事実上の招致断念は、秋元市政が進めたことの矛盾が積もりに積もり、賛否を問わず市民が声をあげて動かした民主主義の成果だと思います。一方で、子ども医療費無料化が高校卒業まで拡充するなど市民要求も同時に実現してきたのは、くらし応援をと取り組んだ市民と日本共産党が力をあわせてきた反映だと思うのです。

 市民が動けば、必ず変化はつくられる。国政を変えるために、私も力を尽くします。

 【今日の句】この餅に 負けないくらい 粘り強く

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畠山和也
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