今日は滝川市で「政治の春を 女性のつどい」。うたごえとフルート演奏に心が洗われ、汚れた裏金政治を大掃除しようと私からも訴えました。笑いと拍手の、後援会のみなさんの寸劇も良かったです。
炭鉱で栄えた空知地方には、労働者とともに女性の粘り強いたたかいが記録されています。過去の党道委員会発行「北海新報」、空知地区「そらち民報」(いずれも当時)から伝わる躍動感と感動を紹介したいと思いました。1つは沼田町・浅野炭鉱で1949年に起きた、賃金未払いに対するたたかい。女性の多くは主婦という時代で、労働組合の無期限ストに合わせて立ち上がるのです。紙芝居でストの内容を住民に知らせ、行商をしながら生活を支えていたことに、全道で連帯して女性が立ち上がったと報じられていました。
2つ目は、お連れ合いがあらぬ容疑をかけられた芦別事件で、国家賠償確定まで26年間たたかった井尻光子さんのこと。光子さんへのエールは「芦別の雪の中を」という歌にもなり、昨年の全国うたごえ祭典(北海道)でもうたわれました。みずから「嵐は樹を育てる」と語られ、家族そろっての胸を打つたたかいでした。
3つ目は、空知管内を含む旧中選挙区4区で国政候補を務めた外尾静子さん。1人で6人の子を育ててきた女性に、「女たちがなめてきた苦しみ、流してきた涙を共産党は決して無駄にすまい」と語って入党を勧めた、その記録されていた温もりに励まされたのです。ちなみにこの4月で、外尾さんが亡くなり5年となりました。こうして積み上げられてきた歴史を、背筋が伸びる思いで読み進めました。もちろん今を生きる女性たちのがんばりとともに、過去にも学んで、私も議席回復へ力を尽くしたいと決意を述べました。
これだけ声をあげても、なお女性差別・ジェンダー不平等が残る今の日本。やっぱり自民党政治そのものを変えなければ。明日もがんばりたい。
【今日の句】北の地で 柳の枝は 雪折れず