新型コロナウイルス感染症の感染拡大による「おんたけ休暇村」への影響が深刻だ。
休暇村を日帰りで視察した6月12日、その日の「セントラル・ロッジ」宿泊客はゼロ。新型コロナの拡大による県境をまたいだ不要不急の移動が制限されているため、主に名古屋市民が利用する「おんたけ休暇村」に、名古屋の皆様の利用しずらい状況が続いている。昨年、全面的なリニューアル改修工事を実施したことで、セントラル・ロッジの魅力は格段に上がり、施設再開後への職員の期待も大きかっただけに、第4波の感染拡大による影響へのショックは隠しきれない。
さて、「おんたけ休暇村」は2年後の令和5年に開設50周年を迎える。この間、休暇村は、都会から離れ、豊かな自然に触れながら心身ともリフレッシュしたいという市民ニーズに積極的に応えてきた。また、小・中学校の児童生徒が、大自然の中で団体生活を体験することを通して、生活するうえで必要となるさまざまな基本を身に付け、さらに多くの友達と友情を築くとともに、野外活動の助言・指導を行う大学生のボランティアをキャンプカウンセラーとして育成する青少年健全育成事業を実施したほか、木曽川の上流域に位置することから、下流域の水源を守るために名古屋市民の皆様と協働で市民の森づくりを進めるなど、水源涵養に努めるとともに、地球温暖化防止(CO2 削減)、生物多様性などの保全に努めてきた。
しかし、これまでの50年とこれからの50年は、市民のニーズも変化しているだけでなく、社会が休暇村に求める役割も大きく変化している。50年を契機に次の50年に向けてどうあるべきか、考え方をまとめる必要に迫られている。個人的には50年を契機に、おんたけ周辺にあるとされる「温泉」を、ぜひセントラル・ロッジにひいていただきたいと思うが...
■ 令和元年から実施したおんたけ休暇村セントラル・ロッジ改修で...
・セントラル・ロッジの耐震化
・本格的な料理長を招致し、料理のクオリティが格段にアップ
・各室面積を拡大し洗面やトイレを室内に設置したりツインルームを設けたりした部屋もご用意
・銀河仕様のエントランス
・多目的テラスを新設
・展望台「天テラス」を新設
・リード・ボルダリングを楽しめるクライミングウオールを新設
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・ 1泊2食付 7,000円から
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・ファミリーキャビン
・グループキャビン
・常設テント
■ おんたけこども村キャンプ (←click)・小中学生を対象とした「おんたけこども村」は夏のキャンプを始め、春・夏・冬など長期休み中や三連休に、その時期を最大限味わえるような企画を行っている。