今日から宗谷管内へ。穏やかな天気と澄んだ空気のもと、政権交代と日本共産党の比例議席を!とマイクを握りました。今回は利尻島・礼文島まで行けないのが残念ですが、この思いは島まで届けとばかりに訴えました。
コメづくりの北限とされる遠別町から始まり、天塩町・幌延町・豊富町とまわりました。一大酪農地帯らしく、放牧されている乳牛の姿も数多し。配合飼料の輸入価格が上がっていたり、コロナ禍の需要減で乳製品もだぶつかないかなどの心配もあり、米価下落とあわせて国が責任を果たすよう求めていきたい。JA北宗谷前では、事務所から出て演説を聞いてくださって本当にありがたい。
幌延町では、急逝された前町議の鷲見悟さんを偲びながらマイクを握りました。20年前に「核のゴミ」地層処分を研究する深地層研究センターが幌延につくられる時から、地元で反対運動の先頭に立ってきた鷲見さん。ふだんは穏やかながら議会での追及は厳しく、センターについて詳しく私にも教えてくださったことは忘れません。鷲見さんの蓄積を、しっかり引き継いでいかなければ。
何事も続けることこそ力。まして地層処分については寿都町・神恵内村で文献調査も始められ、北海道全体での重大な課題です。当初の約束だった20年程度の研究期間が延長され、幌延町も最終処分地になりはしないかとの懸念は残り続けています。道民合意もなく地方へ押しつけるような国政を、いっしょに変えましょう。
遠別町からスタートする前に、男性が私たちに「共産党は支持していないけど、今回ばかりは入れる」と声をかけてくださいました。自民党のだらしなさに腹を立てているようで、「今回ばかりは」と2回くりかえされたことからも、確かに日本共産党支持ではないことがわかります。それだけ今の自民党は、民意とかけ離れているということです。
明日は稚内市から。夕方のうちに稚内入りして、後援会活動を進めていながら急逝されたTさんにも哀悼の意を表しました。何としても議席を奪還して報告しなければ、との思いが強まりました。
【今日の句】くっきりと 美しかった 利尻富士