国の緊急事態宣言が9月30日をもって全面解除されるのを受け、愛知県は「国・基本的対処方針」等に基づき、愛知県における感染防止対策として、「愛知県厳重警戒措置」を実施する。
ただ、一旦は緊急事態宣言が解除されるものの、専門家の中には第6波を予想する方々も少なくない。第4波のイギリス株に引き続き、第5波ではデルタ株による感染が急拡大したが、変異するたびに感染力を増しているような気がしなくもない。
第6波があるとすれば、再びあらたな変異株による感染拡大が指摘されている。さらに、ワクチン接種を加速する必要があるとともに、対応が後手後手になってしまった第5波の反省から、感染がまん延する前に緊急事態宣言を発出するなど、迅速な対応ができるよう私も愛知県や名古屋市に対して意見を申し上げてまいりたい。
■ 愛知県厳重警戒措置の概要〇実施期間
10月1日(金)~10 月17日(日)17日間
〇不要不急の行動の自粛
県内全域の20時以降の外出自粛
〇外出の注意点
混雑している場所や時間を避けて少人数で行動
〇県をまたぐ不要不急の移動自粛
県をまたぐ不要不急の移動は、控えてください。
〇県をまたぐ移動の注意点
基本的な感染防止対策を徹底するとともに、ワクチン接種を完了していない等リスクの高い方は、PCR 等検査を受けていただくようお願いします。
〇飲食店等に対する営業時間短縮等の要請
【営業時間短縮】
県内全域で20時まで
⇒あいスタ認証店は21時まで
その他の店は20時まで
【酒類の提供】
提供禁止
⇒あいスタ認証店は20時まで
その他の店は19時半まで
〇飲食店等以外に対する営業時間短縮の働きかけ
愛知県全域:5時~20時(1,000 ㎡超:協力要請、1,000 ㎡以下:働きかけ)
⇒愛知県全域:5時~21時(働きかけ)
〇イベントの開催制限
収容率 50%以内、かつ、人数上限 5,000 人以内
緊急事態宣言解除後の経過措置(10月30日まで)
①大声なし
収容率 100%以内、かつ、人数上限 5,000 人又は収容定員 50%以内(≦10,000 人)のいずれか大きい方
②大声あり
収容率 50%以内、かつ、人数上限 5,000 人または収容定員 50%以内(≦10,000 人)のいずれか大きい方