新成人の皆様、ご成人おめでとうございます。
本日、我孫子市ではけやきプラザにて成人式が挙行されました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、地区毎に4部制で構成されて成人式が執り行われました。
私も来賓として出席させていただきました。
※成人式では写真・動画撮影は一切禁止のため、式典前のホールのみの写真です。
皆様の新たな門出を心よりお祝い申し上げます。
報道等でもご承知かと思いますが、令和4年年4月1日より、民法の一部を改正する法律が施行され、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられることとなります。
これまで成人は20歳でしたが18歳から成人として扱われます。
世界的に成年年齢は18歳が主流であり、すでに選挙権も18歳に引き下げられていることなどから明治時代以降約140年ぶりに成年の定義が見直されることとなりました。
2022年4月1日の改正民法施行時点で20歳のみならず18歳、19歳に達している200万人以上が一斉にその日から成人となります。
多くの自治体と同様に我孫子市では、令和5年以降も、これまで通り20歳の方を対象として成人式を開催するとのことです。
成人となることで大人としての責任が伴うことになります。
本日の星野市長からの新成人への祝辞では、
「人のことを気にせず自分のペースを見つけて夢や目標に邁進してほしい」ということと「本当に困ったときに相談できる人を見つけてほしい」という言葉が贈られました。
大人の私たちにとっても、心に残るメッセージだと思いました。
私はどちらかと言うとじっくりコツコツタイプで、こうして今自分がこの仕事をやらせていただいている背景には、短期的ではなく長期的な私の活動を見てくださっている方がいるからなのだろう、と思っています。
もちろん社会に出れば自分の価値観とはかけ離れた方がいるのも当然であり、多くの価値観と出会うことになります。
これから社会に出ていく皆さんはたくさんの試練や困難にも遭遇していくことでしょう。
しかし、人を気にしていても人の口に戸は立てられないですし、自分の力で人を思い通りにすることはできません。
人のことを気にしている時間があるなら、自分が今できることを全力で頑張るのみ、というのが私の根本的な考えです。
もちろん社会人なので、ある程度はまわりを気にしながら動かないといけないわけですが、気にしすぎて道を逸れたり、負の感情を持つことは、人生の中でとてももったいないと思うのです。
人は人。自分は自分。
重要なことは、失敗したら反省して次に失敗しないように自分を変えてみることだと思います。
大切なことは、失敗をしてしまっても人のせいにすることではなく、生じているすべてのことは「自分」にも原因があるということを自覚し、明るい未来を目指して小さなことからでも自分を変えていくことだと思います。
私はこのマザー・テレサ(※諸説あり)のこの言葉を胸に刻んでいます
思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。
これを反対にするとこうなります。
思考が変われば、言葉が変わる。
言葉が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、性格が変わる。
性格が変われば、運命が変わる。
何か困ったことが起きたり、悩みがあれば、まずは自分を見つめ直し、考え方を変えてみるのも良いと思います。
大人とは自分の責任を持つこと。
変える・変わることができるのは他人ではなく、自分です。
自分がより良く変われば、道が開けてくると信じています。
改めて、皆様の輝かしいご活躍を祈念いたします。
2022年1月9日
千葉県議会議員
水野ゆうき