子どもたちはよく見ている

 今日は札幌市手稲区へ。佐々木明美市議と街頭演説にまわると、学校帰りの小学生が座って聞いてくれました。ロシアの侵略の話では「ウクライナに平和を!」、男女の賃金差別の話では「え~っ、不公平!」、物価高騰の話では「もやしも値段が上がってる!」と、見事な合いの手を入れて盛り上げてくれました。

 聞くと小学4年生。もやしの値上がりは「お母さんが話していた」ため知っていたそうで、別の子は「うまい棒も値上がりだよ」。子どもたちは、まわりや大人をよく見ているものだと感心しました。政府は補正予算の検討に入ったようですが、選挙目当てでなく、くらしや経済を真に支えるものにするべきです。

 だからこそ国会で野党がズバズバと国民の実態をぶつけていくべきだし、そこに日本共産党の役割もあります。学習教室から出て話を聞いてくれた女性は「共産党という名前で損をしているところもあるけど、応援しているのでがんばってください」と、ありがたい激励。しっかり見てくれている方が、どこにもいるのです。

 手稲区・山口地区には、新幹線トンネル工事からの有害残土が運び込まれています。住民からの不安の声が解消されていないと、佐々木市議から詳しい報告もありました。反対の声を押し切る形で工事を急いでいるのは、2030年冬季五輪にあわせた町づくり計画と一体だから。町づくりは住民合意が基本なのに、逆行しているのではないでしょうか。

 有害残土は山口地区だけで収まらないと予想され、他に候補とされている地域でも警戒の思いが強くあります。掘削だけ先におこない、残土置き場は後から決めるとは、そもそもが無計画過ぎではないのか。原発は動かすが「核のゴミ」は処理方法を決めていない、のと同じ構図です。札幌延伸の需要予測もあいまいで、延伸しても多額の赤字になるのではと懸念しているのです。

 札幌市と一体に国が責任を負う事業ですから、参院選に向けても訴えていきたい。大型開発頼みの経済政策から、地域密着・持続可能な事業の積み上げへと経済政策へと切り替えましょう。

 各地で激励をいただき、写真のようなプレゼントもいただきました。「今度は演説でなく、参加者と話し合える機会がいいなぁ」という方がいて、ぜひ「つどい」を持ちたいですねとの話にも。初夏のような青空のもと、すがすがしい1日でもありました。明日は札幌市西区をまわる予定です。

 【今日の句】どの子にも はぐらかさずに 伝えます
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畠山和也
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