原発に頼らない未来づくりを

 今日はチェルノブイリデー。毎年おこなう道原発連の宣伝には行けなかったのですが「原発のない日本を」と連帯です。処分方法も決まらないまま「核のゴミ」を出し続け、過酷事故を起こせば取り返しがつかないのが原発。省エネと再エネを一体に進めて、原発に頼らない未来へと私も力を尽くしたい。

 写真は岩内町側からの泊原発。来月5日で停止して10年となります。敷地内や海底の活断層認定と与える影響は議論が続き、津波や液状化への対策など多額の費用を投じても、現状で再稼働の見通しは立っていません。この10年で再エネも普及し、原発こそ高コストという状況になっています。北海道電力にとっても泊原発は経営の重しになっているのでは。

 同時に、原発をなくすプロセスも示す必要があります。先週、中央区の宣伝で足を止めてくれた方からは「応援してます」と同時に、電力会社社員の雇用を守ることなども伝えてはと、ご意見をいただきました。野党が共同提出している「原発ゼロ法案」には、その主旨はあるのですが、伝えるようにしていかなければならないですね。

 寿都町・神恵内村での「核のゴミ」文献調査も進められています。今年の秋で、予定の2年間を終えることになります。地層処分が科学的に適切なのか、活断層だらけの日本で地層処分が適切なのか、そもそもの論議が続いています。1自治体が認めても、周辺自治体へ影響は及ぶのですから、現在のような選定方法も問題があります。

 現状では、今ある敷地内での厳重な保管をと考えます。再稼働をすれば「核のゴミ」も増えるのですから、どれだけの量が処分地・処分自治体へと運ばれるのか想像もできませんし、リスクも高まります。だからこそ、まずは原発ゼロの決断を。しっかり訴えていきたい。

 【今日の句】原発は 経営リスクも 高めつつ

PR
畠山和也
PR
はたやま和也をフォローする
政治家ブログまとめ