もはや我慢の限界

 道労連の定期大会で来賓あいさつ、その後は札幌市南区へ。昼に続き夜のわが家も、いまだに暑い。訪問先では体調がすぐれないという方もいましたので、熱中症にはお気をつけください。水分・塩分、休養・栄養、私も気をつけます。

 道労連の来賓には、全労連の黒沢事務局長が見えられていました。道労連の議長をされた後に全労連へ行き、久しぶりにお会いしましたが変わらずパワフルな黒沢さん。あいさつだけで私は会場を後にしたのですが、熱心な討論がされたと思います。コロナ禍のなかで、要求実現へ運動と団結に力を注いできた道労連の役割は、本当に大きいのです。

 三上友衛議長は秋までにおこなわれる総選挙にも触れて、「命を守るためにも政治の転換を」と呼びかけました。「命を守る」が、どこでもスローガンのように繰り返されます。それだけ切迫した状況なのに、対策どころか国民の現実に見向きもしない菅政権に、もはや我慢の限界。たたかう労働組合としての伝統の力で、いっしょに政治を変えようと私も呼びかけました。

 南区へ移動してあいさつまわりをしていると、「私は五輪に反対。札幌でも冬季五輪は誘致しないで」との声。「もう菅さんはダメ。今度は共産党は伸びるよ」との話もいただきましたが、選挙は簡単なものではありません。これだけ総理への不満が強いものかと、あらためて歩くなかで実感しました。

 千葉なおこ札幌市議との街頭演説でも、車を止めて降りてきた方が「野党がしっかりしないとダメだ。今度は共産党に入れるから」。別の場所でも足を止めた方から「三石(現・新ひだか町)で近(こん)町議と知り合いだった。ずっと家族で共産党を応援しているよ」と声がかかり、本当にありがたい。暑さをものともせず、党員・後援会員さんも駆けつけてくれて大いに励みになります。

 それにしても厳しい暑さが続く今の札幌で、マラソン・競歩の実施は過酷すぎないか。朝7時のスタートという時点から体調管理が大変なのに、7時でも25℃くらいとなることでしょう。感染爆発のもとでの開催ということも含めて、あまりにゆがんだ今回の五輪と言わざるを得ません。

 【今日の句】最大の危機は 総理の無対策

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畠山和也
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