あきらめなかった、たたかいの歴史あり

 始まった消費税10%に、昼は消費税廃止各界連絡会が総出で怒りの大宣伝。理不尽に上げた税金は、新しい政治の力で下げるしかない!

 北商連、民医連、道生連、新婦人、民青、道労連とマイクを握った誰もが「あきらめない」とアピール。今日の日銀短観でも、大企業製造業は3期連続で悪化とのこと。これまでの増税とも違うくらしと経済に与える打撃は、じわじわと表れてくるはずです。

 私からも「税金は上げるだけでなく、下げることもできる」「財界・大金持ちがもうかる税金の仕組みを変えて、消費税は5%へ下げよう」と訴え。聞いていた子どもが母親に署名を促していた、ということも。歩いている方々も「このままでいいのか」という思いは、みんな持たれていたのではないでしょうか。

 夕方には「いちの日」行動。まず北の鉄路存続を求める会のみなさんと宣伝ですが、写真を見て気づいたことがありました。この横断幕は、もしかしたら国鉄の分割民営化にともなう1047名の解雇撤回を求めていた時代のものでは? 下段の「仕事をうばうな・職場に戻せ」の文字が、それを示しているのです。

 その国鉄差別採用事件をたたかった先輩たちが、今日も「いちの日」行動に参加されているのです。宣伝のあとは道内各地の労働争議の現状を報告し、団結と連帯を「がんばろう」で確認しあいました。この「いちの日」行動に参加して数年になりますが、働く仲間を大事にする熱い思いが、いつも心を覆います。

 今日の宣伝は、若い人が多く足を止めたのも特徴でした。真剣な言葉は、しっかり伝わっていく。消費税もJRも、このまま納得などできません。

 【今日の句】増税に 痛み感じぬ あの面々
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畠山和也
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