今日は学びの日。市田忠義副委員長を講師に、オンラインで党大会第2決議をじっくり学びなおしました。党外の方にはなじみがないテーマと思いますが、党づくりも大事な活動で、積み上げてきた理論や方針があるのです。
率直に、党員や「しんぶん赤旗」読者は減少が続いています。これでは社会を変えることができませんし、仮に集中的な努力で選挙は勝てても、根本である党そのものが力が弱まれば将来にわたっての責任を果たせません。
私が入党したのは学生時代ですが、4年で全学生が入れ替わるため、支部会議の議題の半分は党勢拡大だった覚えがあります。増やさなければ大学に支部がなくなってしまう、自分たちの代で途絶えるわけにはいかないという継承のプレッシャー。
市田さんから「量的拡大と質的建設」という言葉を聞くたびに、当時の支部会議を思い出しました。党勢拡大の議論は重い時間ではありましたが、何度も意義を確認しあい、語りかける内容も相談しあい、お互いを励まして取り組んだものでした。当時は天安門事件から東欧・ソ連の崩壊が相次ぎ、学生の自民党支持率も50%を超えていた時代。学ばなければ足も踏み出せませんでした。
しかし、そうしてでも党づくりに力を注いできたからこそ今の到達もあります。分派や分散主義では党の力が発揮されず壊れてしまうことは、私の少ない党活動でも実感してきたことでした。これまで積み上げてきた先輩の活動をリスペクトしつつ、次世代につながる党づくりもすすめなければ。あらためて第2決議も学びなおしたい。
【今日の句】不屈さは 党づくりにも 貫いて