今こそ鉄路を活かす時代

 降り続く雪のなかで「いちの日」行動。北の鉄路存続を求める会の宣伝や、労働争議の解決めざす集会と、寒さに負けない熱い訴えが続きました。継続は力なりです。

 「鉄路」の宣伝は、道議予定候補と発表された小室まさのりさんが「北海道の未来に鉄路は必要です」と切り出しました。どんどん高校がなくなり、JRで通学している高校生たちの通学を守ってほしいと、道へ要請した様子も紹介した小室さん。通りすがりの高校生が「がんばってください」と、声をかけていきました。

 ZOOMを使って留萌市議・小沼清美さん、沼田町義・篠原暁さんもスピーチ。留萌本線が廃線されることに「深川に通っている高校生2人を、朝はタクシーで送ることに市も決めた。その後に通う高校生は、どうなるのか」(小沼市議)との現実や、バス転換しても「ちょうど今日から運転手不足で減便が実施される」(篠原町議)のです。やっぱり維持・存続が一番だと再確認。私も公共交通を守る国の責任を果たさせよう、そのためにも鈴木知事が存続の姿勢をはっきり示すべきと訴えました。

 鉄路は大事な公共交通。くらしと経済の基盤です。通学・通院・通勤などともに、物流にとっても鉄路を活かしていく時代です。気候危機打開は地球的課題なのですから、鉄路の優位性が発揮されてしかるべき。政治の位置づけを高めていきたい。

 その後の「いちの日」集会は、雪が強まるなかでも訴えに参加者がそろって集中。年収200万円ほどのタクシー運転手、実態は労働者なのに請負契約として不当な扱いを受けた予備校講師、労働委員会の命令に背いて労働組合攻撃を続けている惠和会を相手にした裁判闘争など、負けるもんかとの思いが伝わって胸が熱くなります。

 通行者へ「困っている方は労働組合に入って、いっしょに変えましょう」と、そろって呼びかけもされました。自分のためでもあり、多くの働く仲間のためでもあり。くじけずに団結で前へ進む、国鉄闘争の時から続く「いちの日」行動の真髄に触れたような気がしました。私も引き続き力をあわせたい。

 【今日の句】この寒さ 何年越えて きたことか

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畠山和也
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