業者の味方として60年

 北海道商工団体連合会(北商連)の創立60周年記念式典に、紙智子参議院議員・宮川じゅん道議と参加しました。商売の喜びと苦労に寄り添い、業者の味方となって励まし支えてきた北商連。中小・零細企業が多い北海道だからこそ、北商連の果たしてきた役割は大きかったと思います。

 式典では、おたる潮太鼓をオープニングに民商在籍40年以上となる会員の顕彰、講釈師・神田香織さんの記念講談。紙議員が来賓あいさつをされました。

 岡田会長のあいさつはじめ、多くの方が岸田政権の悪政を変えようと話されました。くらし・商売そっちのけで軍事費膨大、消費税の減税はしないうえにインボイスは押しつけ、そして無反省の「政治とカネ」問題。宛名なしの領収書など税務署は受け付けない、そんな厳しさを知る業者からすれば、腹立たしい思いは当然です。

 民商運動の歴史は、食堂を営んでいた両親のもとで育った私にも、すごく身近に感じるものでした。とりわけ大型間接税である消費税の導入は、くらし・商売と政治の関係を、一気に身近に感じさせるものとなりました。

 そうでなくても商売は、つねに先行き不安なもの。自営業は決まった給料というわけでもなく、子どもながらに生活の不安は尽きませんでした。ぜいたくをしないで出費を抑える感覚は、今も残り続けています。それでも両親を恨むつもりはなかったし、働く親の姿を間近で見れたことは良かったと思っています。

 拓銀破綻やリーマンショックを乗り越えてきたのに、今はコロナ禍と物価高騰で多くの業者が苦しんでいます。地域経済や商店街、まちのにぎわいに欠かせない中小・零細業者を支えてこそ、地域の持続性にもつながります。業者がつながりあい、支え合う柱となってきた北商連の発展をと願いながら私もスピーチさせていただきました。

 【今日の句】平和こそ 商売繁盛 土台なり

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畠山和也
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