抗議とともに外交努力を

 突然のJアラート音にわが家もびっくり。北朝鮮の暴挙に抗議する、日本共産党の声明も発表しました(こちら)。ブログを書いている時点で北朝鮮の公式発表は出ていないものの、地域と世界の平和に逆行する暴挙であることは違いありません。

 アラートから少し時間を置いて子どもを学校まで送りましたが、他の子どもたちも落ち着いて登校する姿を見て安心したものの、空襲警報とはこのようなものだったのかとも考えさせられました。

 くりかえされる北朝鮮のミサイル発射。どうすればいいのか、話し合いで通用するのかと考える方も多いと思います。

 米韓の軍事協力への対抗や、軍事力強化と国威発揚を狙っての今回の発射とも報じられています。しかし国連安保理決議では、弾道ミサイルを含め核兵器関連のあらゆる活動を禁じてきました。地域の平和と安定を脅かし、船舶などにも被害が及びかねない危険な行為は看過できません。

 昨年11月にも、日本の排他的経済水域(EEZ)内に弾道ミサイルが落下しています。この時も日本共産党は厳しく非難・抗議し、これ以上の発射と核開発の中止を厳重に求めてきました(こちら)。

 外交・対話の重要性は、これまでもASEANと米中ロ日韓などによる東アジア首脳会議(EAS)にて強調されてきました。北朝鮮のエスカレートを抑えるため、この道で粘り強く、日本も本腰を入れた外交努力を求めたい。

 北朝鮮との外交ルートはどうなっているのか、米韓軍事演習や岸田政権の大軍備などが緊張に緊張を重ねていないか、ASEANなどとの地域的な安全保障の枠組みづくりを進められないのか。国民の不安を解消するには、政府が外交努力を示してこそです。

 衆参5補選とともに地方選・後半戦は、国民の意志を示す大事な機会です。岸田政権は大軍拡よりも外交努力をとの声を、さらに広げるため力を尽くしたい。

 【今日の句】本腰は 大軍拡より 外交を

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畠山和也
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