どのように羆と共存するか

 今日は札幌市厚別区へ。「暑さで倒れないでね」とお気遣いをいただいたり、「せっかく来てくれたんだから」と赤旗をお読みいただけたりと、本当にありがたい。顔を合わせる活動の大事さを実感です。

 厚別区ではJR新札幌駅周辺の再開発のもと、病院の移転が進められているといいます。まわると確かに閉鎖した大病院の跡地があり、通院していた近くの方々は、駅まで出なくてはならなくなりました。バランス良く住みやすい町づくりというのは、なかなか難しいものです。

 「いろんなものが値上がりしていて、節約の毎日です」「岸田首相になってから、ますます政治が悪くなった」など、今日も話題が尽きません。「維新・馬場代表の(共産党はなくなっていい)発言は本当にひどい」との声も。民主主義の日本を守ろうと、さらに私も広げていきたいです。

 近くを通ったので、北海道野生動物研究所の門崎允昭所長さんにもお会いしました。羆の調査研究に生涯を捧げてこられ、著書も多数の門崎さん。もうすぐ85歳になるのを前に、新たな冊子を準備中とのことで、その情熱と豊富な経験や知識には驚きというしかありません。

 部屋に通していただいただけでなく、野生動物の図鑑はじめ3冊もの著作を、恐縮ながら謹呈くださいました。道内で羆の出没が相次いでいる今、現場での経験を積み上げてきた著作だけに、しっかり学びたい。

 「アイヌ民族と羆」というテーマもあり、学ぶ意欲が掻き立てられます。どのように羆と共存したらいいのか、学術的な面とともにアイヌ文化から学ぶことも必要かもしれません。謙虚に自然との対話を、という「あとがき」の立場に立ちたいと思いました。

 【今日の句】この時代 謙虚に自然と 向き合おう

PR
畠山和也
PR
はたやま和也をフォローする
政治家ブログまとめ