インボイス導入より消費税減税を

 写真でわかるでしょうか、今日も札幌市は35℃。暑さに負けじと消費税廃止各界連絡会での宣伝に、通りすがりの青年2人が飛び込み参加。聞くと学生さんで、物価の値上がりなどで生活が厳しいとのこと。参加者みんなが元気をもらいました。
 
 そうなんです、日用品や食料品、そのうえガソリン高騰は運送費に跳ね返りますから、今後の値上がりが心配されます。ようやく政府は先日になって支援策を検討に入るとのことで、くらしを支える施策の後手後手ぶりが明らかです。

 中小・零細業者もゼロゼロ融資の返済が始まったなか、廃業・倒産が増えてきているといいます。そのうえインボイスの導入だなんて、自営業者やフリーランスを含め、弱い立場にある業者の淘汰策かと思うほど。さらに声をあげていきましょう。

 今日の午後、福島第一原発からアルプス処理水(=汚染水)が海洋放出されました。首相からは何十年も責任を負う旨の発言をしていますが、消費税だって社会保障のためと言いながら実態は大企業や富裕層の減税の穴埋めとなった事実を見れば、言葉通りに信用することができるでしょうか。

 消費税は、そもそも不公平なんです。消費税を価格に転嫁して値上がりとなれば、客や取引先が安い方へ行ってしまうため、値段を据え置きして身銭を切って消費税分を納めている中小零細業者や自営業者が、どれだけいることか。

 だからこそ売上げ1000万円の免税点があるのに、インボイスを導入すれば課税業者となってしまいます。少ない売り上げなのに、10万円・20万円と増税になってしまいます。

 インボイスを導入しなければ、今度は取引先から排除されかねません。増税を選ぶか、取引先の減少を選ぶかという悪魔の二択。消費税を減税し、複数税率をやめることこそ根本的解決。10月に実施するならインボイスでなく消費税減税です。

 くらしや業者の支援には背を向けて、大軍拡・大増税や原発推進・汚染水放出など政府方針を平気で転換させて国民の信も問わない岸田政権に、このまま日本を任せていいのか。さらに呼びかけを強めていきたいです。

 【今日の句】あとは知らん 頬かむりする 総理かな
PR
畠山和也
PR
はたやま和也をフォローする
政治家ブログまとめ