時間いっぱいに要請し

 上京し、紙智子・岩渕友の両参議院議員を窓口に政府への緊急要請です。武村展英・農水副大臣には、農家・漁師の苦難とともに地域社会の維持にも政府の対策が急がれる旨を述べました。

 限られた時間で、聞いた声の何分の1しか届けられないのではと、いつも忸怩たる思いに駆られます。参加した丸山はるみ道議、おぎう和敏・道6区予定候補、たつの広志・道9区予定候補と分担しながら、時間いっぱいの訴えとなりました。

 道議会で水産林務委員を務める丸山道議は、道庁食堂でホタテを提供していることはじめ切迫している道内の状況を、たつの予定候補は耳吊りホタテ養殖が盛んな噴火湾に面する自治体で「10年がかりで販路を切り拓いてきた」苦闘を振り返りながらの訴えに。

 おぎう予定候補は、水田活用交付金の見直しにともなう畑地化支援事業について、地元ではわずか数%しか採択されていない数字も示し、これでは農家が先を見通せないと強調。武村副大臣もメモを取りながら、私たちの訴えを聞かれました。

 回答は十分なものではないものの「わざわざ来て要請されているのですから」と、その切迫さは共有できたものと思います。北海道にも国の出先機関として農政事務所はありますが、高い飛行機代などをかけて上京していることに意義があるのです。

 偶然にも、鈴木知事も上京して岸田首相への要請をしていたようです。ホタテを食べてもらうとこは一概に否定しませんが、国に具体的な要望をしているかが大事。海洋放水は東電とともに国が決めたことだけに、責任が果たされなければなりません。

 今日は他にも内閣府や防衛省、国交省・文科省・厚労省・総務省へと分刻みでの要請に。準備された秘書さんたちに感謝です。明日も続きますので、明日以降にまとまった形で紹介します。

 【今日の句】要望の数だけ 聞いた声があり

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畠山和也
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