働く仲間で力をあわせ

 年末となると、2008年の「年越し派遣村」を思い出します。派遣社員に対する一方的解雇に、支援と連帯の輪が広がったのでした。あれから15年、非正規雇用の待遇改善はじゅうぶんに進まず、理不尽な働かされ方や長時間労働・各種ハラスメントも後を絶ちません。

 仕事を終えた後の方や、労働組合にかかわるみなさんと語り合いました。私からは党の「経済再生プラン」「非正規ワーカー待遇改善法案」を紹介しつつ、ここまで労働条件を悪化させた財界・大企業優遇の自民党政治を変えようと呼びかけました。

 働いているなかでの日ごろの疑問や、寄せられる労働相談の特徴なども聞きました。「ボーナスも出ない職場がある。とりわけ介護や福祉は国の支援が必要」など、切実な実態に胸が痛みます。こんな日本に誰がしたのか。

 自民党の裏金疑惑は、財界・大企業優遇の政治と一体のものと思います。パーティー券購入の「見返り」は、規制緩和や法人税減税など大企業の利益を増やすことだったのではないでしょうか。しわ寄せは労働者へ、そして北海道では地域の疲弊へとつながりました。

 非正規雇用が増やされ、国鉄・電電公社・郵便局は民営化を通じて地域から撤退・閉鎖などとなり、道立高校の統合・削減もあって、人口減少に拍車がかかった北海道。もう大本から変えなければと、参加された方から熱く語られました。

 働く仲間で力をあわせ、必ず自民党政治を終わらせよう。呼びかけに応えて、30代の方が入党してくれるという嬉しいことも。以前から日本共産党に投票していたとのことで、私も元気をもらいました。力をあわせれば、必ず社会は変えられます。

 【今日の句】貧困を広げた 自民の無反省
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畠山和也
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