平和主義をふみにじるな

 「市民と野党の共闘で政権交代を」と訴えていると、朝は通りがかった立憲・松木けんこう衆議院議員とエール交換。その後の東区では、4月の補欠選挙で立候補を取り下げた平岡だいすけ前札幌市議が応援にと足を運んでくださいました。力をあわせて政治を変えようとの雰囲気が、こうやって広がってきているのは嬉しいですね。

 東区の街頭演説には党員・後援会員のみなさんも多く駆けつけてくださり、「がんばるよ」「必ず勝とう」との激励も本当にありがたい。足を止めて話を聞いてくださる方の姿もありました。どんなに自民党総裁選がテレビで報じられようと国民が直面している苦難は消えるものでなく、今こそ辻々で「お困りごとは日本共産党へ」と広げなければとも実感しました。

 その総裁選。立候補している4人とも「自民党改憲4項目」の実現に取り組むと表明しました。4項目とは、●自衛隊の明記、●緊急事態条項創設、●合区解消、●教育の充実、です。合区解消や教育の充実は、わざわざ憲法を変えなくてもできること。安倍政権からめざしてきた自衛隊の明記こそ改憲の本丸で、しかもコロナ禍で人権制限の緊急事態条項創設も議論が浮上してきました。

 国民の合意もなく、また平和主義や民主主義に反する改憲を進めるとなれば、総選挙でも大争点となります。総裁選の討論会では安全保障も議論されているようですが、軍事に頼らない外交などは視野にも入っていないし、核兵器禁止条約の批准にも背を向ける候補者ばかり。突き詰めると、米国いいなりの政治という枠内での総裁選だということです。

 核兵器禁止条約や、この間の気候変動対策の国際的議論を見ても、過去に植民地支配を受けて独立した国々などの積極的な外交が目立ちます。平和・人権・気候は今の国際政治で中心的な課題となっているのに、その妨害ともいえるよう先進国などの言動が目立ちます。日本も極めて消極的、あるいは米国に迎合的です。

 自主・自立の外交へ、軍事の拡充よりも対話の仕組みづくりに力を尽くす日本へ。ロシアとの領土問題も、打開へ進めなければなりません。外交問題での発信も、しっかりおこなっていきたい。

 【今日の句】連帯の エールは今日も また明日も

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畠山和也
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