希望の持てる社会をいっしょに

 今日は「成人の日」。札幌市は昨日に式典がおこなわれ、私は北区会場前にて長屋いずみ市議とお祝いの言葉を述べました。救援募金に協力される新成人の方もいて、雪が降る厳しい天気のなか、心があたたまりました。

 一方で、被災自治体では式典そのものが開ける状況にありません。厳しい避難生活を強いられている新成人もいるでしょう。あらためて一刻も早く、かつ効果的な支援を願いたい。

 20年前の2004年に何があったか調べていたら、労働者派遣法の改悪があった年と気づきました。それまで禁止されていた「物の製造業務」にまで、派遣1年とはいえ可能とされました。政令で定められていた26業務の派遣期間も、無制限とされました。ここから非正規雇用が増えていったのでした。

 リーマンショックを経て「人を人と思わない働かせ方」は規制されるべきところを、今でも理不尽な解雇や雇い止め、ハラスメントなど違法行為・脱法行為が横行しています。若い世代が泣き寝入りさせられている社会はおかしい、働く権利が守られる社会に変えようと呼びかけました。

 高等教育の高学費や、奨学金が多額の借金となっていることも、国際社会から見れば異常きわまりない。これも自民党政治のもとで起きたこと。政治によって引き起こされたことは、政治の力で解決できるはずで、いっしょに変えていこうとも呼びかけました。

 希望が見えにくい時代です。世界でも戦争や気候危機など、とても1人の力では解決できないような課題も多い。しかし、多くの国で若い世代が変化をつくろうと声をあげ、連帯が広がっています。若い世代の希望や理想の実現に、私もいっしょに力を尽くしたい。

 北商連(北海道商工団体連合会)の新春決起集会があり、連帯のあいさつもさせていただきました。昨秋からの活動を振り返り、3月の確定申告・重税反対行動を軸にした運動方針を確認する集会です。

 今年はインボイス導入のため、申告は複雑化しています。ゼロゼロ融資の返済や、コロナ禍で猶予されてきた税・保険料の徴収も厳しくなっているといいます。すぐに業績が戻るわけでもないのですから、強引な徴収などあってはならないはずです。

 大企業優遇を切りかえて中小企業・自営業者への支援を強める経済政策を、インボイスはやめて、消費税は減税を。しっかり国政へと反映していきたい。

 【今日の句】つながれば もっと未来は 良くなると
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畠山和也
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