これまで以上の外交力を

 きょうは「北方領土の日」。1945年8月15日を過ぎて旧ソ連軍が侵攻し、不当に占拠してきた歴史を忘れてはなりません。故郷を追われた元島民の平均年齢も87才を超えました。ロシアにはウクライナ侵略への批判とともに、積み上げてきたビザなし交流や墓参訪問などがかなうような取り組みを日本政府に求めたい。

 領土不拡大の原則をふみにじったヤルタ協定は認められないし、平和的に領土を確定した樺太・千島交換条約にもとづけば占守島までが日本の領土でしかるべきです。サンフランシスコ条約下で日本政府は千島諸島を放棄するとした理屈も含めた、これまでの外交の検証もあらためて必要です。

 現状は領土交渉が止まっているものの、首相を先頭にした道理ある姿勢の発信を強めるべきだと思います。安倍元首相のもとで「2島返還」方針へと後退しただけに、これまで以上に国際社会への発信を強める必要があるのではないのか。そういう政府の姿勢が見えることで、国民世論も高まるものと思うのです。

 何より北海道からの発信が重要なのも間違いなし。私も声をあげていきます。

 党道委員会の定例宣伝では「岸田政権の大軍拡を許さない」「ジェンダー平等の日本を今こそ」と訴え。次々とチラシが受け取られ、関心の高さも伝わってきました。

 同性婚にしても選択夫婦別姓にしても自民党以外は推進なのに、これまでの家父長制を「伝統」などとして後ろ向きだった自民党の責任が大きい。岸田首相の「社会のあり方が変わってしまう」という国会答弁も、厳しく問われていくべき。世論を広げて国会の後押しに、私も力を尽くしたい。

 【今日の句】総理から 歴史の道理 聞こえない

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畠山和也
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