札幌市は、これでいいのか

 今日は札幌市手稲区で、前札幌市議・佐々木明美さんと街頭宣伝や「語るつどい」へ。初めて来てくださった方、演説を聞いて足を止める方もいて、まるで選挙本番並み。社会の行きづまりを、どうにかならないかと思っている方が多くいるのだと思うのです。

 選挙は残念な結果でしたが、佐々木さんへの信頼も厚い。札幌五輪招致よりくらし支援をとの願いや、新幹線トンネル工事で出る有害残土を手稲区へ押しつけることなどに、佐々木さんが向き合ってきたからこそです。

 これこそ日本共産党の強みでもあります。国政と地方政治で言ってることがバラバラの政党があったり、札幌市政では日本共産党以外の「オール与党」という実態もあります。初めて議席を取った維新も、先日の市議会で五輪招致の姿勢がはっきりしました。

 手稲区で切実な要求の1つに、交通問題があります。スーパーが撤退したため身近なところで買い物ができない、病院へ行くにもバスが減便されて不便になったし、JRでは敬老パスも使えないなど、次々と「語るつどい」で実態が出されました。

 「文化的な催しが手稲区にない」との発言に、はっとしました。上記のような交通事情ですから、おのずと札幌市中心部に集中してしまいます。本来なら音楽、踊り、俳句に芸能など身近なところで触れることが、地域力をあげることにつながると思うのです。

 秋元市長は札幌駅や大通公園周辺しか見えていないのか、との声もありました。国にあてはめれば、岸田首相も首都圏や大企業・財界の方しか見えていないのではないか。地域を切り捨てても構わないとの考えが、根っこにあるのではないでしょうか。

 「自然エネルギーも、首都圏へ電気を送るためのものと思ってしまう。それで開発が進んで北海道の自然はどうなるのでしょう」と、率直な声もいただきました。こういう地域の実態を届ける議席を北海道から。決意を新たにしました。

 【今日の句】五輪より くらし支援と 何度でも

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畠山和也
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